ドリームワークスアニメ パラマウントと新契約

ハリウッドでは新興映画スタジオとして急成長を遂げてきたドリームワークスSKGを大手スタジオのパラマウントがおよそ16億ドル(約1900億円)で買収するニュースが話題を呼んでいる。しかし、このパラマウントに買収されるドリームワークスSKGの中にはドリームワークスのアニメーション制作部門であるドリームワークスアニメーションSKG(DWアニメーション)は含まれていない。DWアニメーションは昨年の秋に、ドリームワークスよりスピンオフをして独立した会社になっているためだ。

このためDWアニメーションは12月11日づけで、パラマウントと新たに7年契約の映画配給契約を結んだと発表した。この契約はパラマウントによるドリームワークスの買収に伴うもので、パラマウントに契約期間中はDWアニメーション作品の劇場公開、テレビ放映を包括した独占的な権利を与えるものである。また、DWアニメーションは、映画の宣伝の際にはパラマウントとその親会社バイアコムの関連テレビ放映網を利用出来る。
DWアニメーションは、『シュレック』や『マダガスカル』など大ヒットアニメーション作品を持ち、現在も『シュレック3』など複数のアニメーション作品の企画が進んでいる。 

一方、パラマウントのアニメーション部門は、ウォルトディズニーやDWアニメーション、ワーナーと比べて目立ったヒット作がなく、急成長するアニメーション映画部門での出遅れ感があった。
今回の契約によりパラマウントは、ドリームワークスの買収と伴にDWアニメーションとの契約継続とアニメーション部門のラインナップの強化に成功したことになる。