バンダイ 葦プロと資本提携解消

エンターテイメント企業グループのバンダイナムコは、子会社バンダイとアニメ制作会社葦プロとの資本提携を11月29日付けで解消したと発表した。バンダイは、葦プロダクションの発行済株式の90%(1万8000株)を所有していたが、同株式は葦プロダクションの代表取締役社長佐藤俊彦氏が全て買い取った。

1975年にタツノコプロダクションより独立した葦プロダクションは資本金1000万円、来年で20周年を迎える。『戦国魔神ゴーショーグン』や『超獣機神ダンクーガ』などのロボットアニメと『魔法のプリセスミンキーモモ』、『花の魔法使いマリーベル』といった少女向けアニメを得意としている。また、バンダイナムコはグループ企業として大手アニメ制作会社のサンライズを持っている。
バンダイと葦プロダクションは、2001年11月にバンダイが弱いとされていた女児向けのアニメ作品の補完などを目的に資本提携を行なった。その後、バンダイは葦プロダクション制作のアニメーション作品の商品化を手掛けたが、当初期待されたほどの効果は発揮されなかったようだ。こうした中で、両社の間でビジネスにおいて必ずしも資本提携関係が必要でないとの判断が働いたと考えられる。
今回の資本提携の解消により、葦プロダクションはグループの枠にとらわれない事業展開を行なうとしている。また、今後もバンダイは葦プロダクションのコンテンツの商品展開などのビジネスを継続する方向である。