プリキュア、 ドラゴンボールで好調 東映アニメ

東映アニメーションの業績が非常に好調である。24日に発表された平成17年9月連結中間決算では、売上高111億円(前年同期比51.2%増)、営業利益24億3600万円(同127.4%増)、経常利益26億1000万円(同94.1%増)であった。

業績は、映像製作・販売事業と版権事業の両方に及び共に国内外で業績が好調であった。映像製作・販売事業は国内で劇場公開映画が増えたことに加えて、春に公開された劇場版『ふたりはプリキュア』のヒットが大きく収益に貢献している。
テレビアニメ部門では、テレビ放映作品数が前年同期の4本から5本に増えたことが増収増益につながった。また、この春に発売された『ドラゴンボールGT』のDVDが52,500 円という高額な単価にもかかわらず、58,500セットの売上となり収益に大きく貢献した。
版権事業では、今年で2シーズン目に入った『ふたりはプリキュアMaxHeart』の人気が依然高く、キャラクター商品が好調であった。『プリキュア』はこのほかイベント部門も好調で、この部門を大幅な増益にするなど、ほとんどの事業で収益に貢献するという優等生ぶりをみせた。

また、ここ数年東映アニメが苦戦を強いらていた海外市場でも、『ワンピース』や『金色のガッシュベル』、『聖闘士星矢』の番組販売が好調であったことに加えて、米国での『ドラゴンボール』のゲームソフトのヒットが大きな収入増に結びついた。
今期は番組販売で新作アニメが業績を引っ張る一方で、東映アニメの持つ豊かな旧作アニメの資産が版権事業を下支えする理想的な展開であったといえる。東映アニメによれば、下期も各事業が順調に展開するとして、通期の連結業績を売上高198億円、経常利益36億円、当期純利益23億円と予想している。