マーベラスと日本ファルコム アニメなどで提携

アニメの企画・製作などを手掛けるマーベラスエンターテイメントは、パソコンゲームの企画・制作会社の日本ファルコムとゲームの世界観を利用したアニメ作品の企画・制作で業務提携を行なうと発表した。
発表によればマーベラスは、日本ファルコムが所有する人気ゲームのキャラクター・世界観を利用したアニメ作品の制作を手掛けるとしている。また、制作した作品のDVD販売や商品化などの2次展開、さらにマーベラスが強化を行なっているミュージカル化も視野に入っている。
また、アニメ制作以外では、日本ファルコムのゲームで使用される楽曲のCD制作と販売を行なう。そのほか、マーベラスの海外販路を利用した日本ファルコムのゲームソフトの海外販売も計画している。

21日の日本経済新聞によれば、日本ファルコムの作品の中からまず人気ゲームの『イース』がアニメ化され、2006年中にDVDで4話分が発売される。また、初年度はアニメ関連だけでおよそ5億円の売上高を見込んでいるという。

マーベラスは、アニメの企画・制作を手掛ける企業で年間売上高74億円(平成17年)、アニメ作品の2次利用を中心に近年急激に成長している。アニメ作品のライセンス事業に力を入れており、とりわけ音楽ビジネスと結ぶつけた展開に強みを持っている。近年は、アニメから展開するミュージカル作品『テニスの王子様』、『ギャラクシーエンジェル』などで大きな成功を収めている。
また、ヨーロッパではスゥェーデンのバーグサーラABと共同出資でイギリスに設立したライジングスターゲームズを通じてゲームソフトの流通・販売を手掛けている。今回の提携は、こうした海外のゲーム流通・販売網の有効活用にもなりそうだ。