米4Kidsの第3四半期決算 遊戯王の縮小続く

米国で日本アニメを扱う大手流通企業4キッズエンターテイメントの2005年の第3四半期決算が発表された。発表によれば、この期の売上高は2050万ドルで前年同期の2470万ドルから大きく減少した。営業利益も昨年の250万ドルから200万ドルに減少し、第1四半期、第2四半期の不調から回復することが出来なった。
4キッズのCEOアル・カーン氏によれば、今期の不調の原因は、同社の2大ブランド『遊戯王』と『忍者タートル』のライセンス収入、ビデオグラム収入、放映権の収入が減少したためであるという。『Cabbage Patch』、『ウィニッククラブ』や『ワンピース』からの売上高は増加したが、昨年の同時期には劇場版『遊戯王』があり、その落ち込みを補うことは出来なかった。

しかし、4キッズが大手地上波放送FOX局の土曜日朝(8時から12時)に持つ番組プログラム『4キッズテレビ』では視聴率は上昇傾向にあり、新番組の『オジャ魔女どれみ』と『ブラッツ』が今後期待出来るとしている。さらに、今秋から始まった『遊戯王』の新シリーズの投入で『遊戯王』のブランド再構築も狙うとしている。

また、4キッズでは14年間に渡り財務最高責任者を務めてきたジョセフ・ガリッティ氏が本年末で引退するため辞任をする。財務担当副社長のブルース・フォスター氏が昇格し、財務最高責任者を引き継ぐことになる。フォスター氏は、4キッズ以前は、大手会計事務所のデトロイト・トーシュ・トーマツで監査会計を行っていた。