トミー 中間期業績修正発表

玩具企業大手のトミーは、18年3月期の中間期業績予想の修正を発表した。新たな予想では、連結売上高が当初予想の408億円から388億円、経常利益が150億円から88億8000万円と下方修正される。トミーによれば第2四半期は『ポケットモンスター』関連商品やエアロシールが好調で前年並みを維持したが、定番商品を中心とした第1四半期の売上不振をカバー出来なかったようだ。また、今期海外の連結子会社は黒字転換し、業績は回復傾向にあるとしている。
しかし、当期純利益については、ヨーロッパのグループ子会社の再編とその税効果の見直しにより繰延税金資産が増加し、大幅な上方修正を行った。この結果、単独の当期純利益は2億3000万円から10億7500万円に、連結の当期純利益は70億円から85億8000万円に大幅に引き上げられた。

10月の終わりから、玩具・ゲーム・アニメ分野の中間決算発表に向けた業績修正が相次いでいるが、人気作品やキャラクターを持っているかどうかで明暗を分けている。トミーは『ポケモン』、『NARUTO』関連の人気商品がある一方で、トミカ、プラレール、ディズニーといった定番商品が前年実績を下回り全体として当初予想を下回るかたちとなったようだ。
トミーは、来年3月に同じ玩具企業のタカラとの合併を計画しているが、そのタカラは11月2日に業績の下方修正を発表している