東映アニメ 国内外好調で業績上方修正

大手アニメーション制作会社の東映アニメーションは、国内外の好調な業績を背景に18年3月期の中間決算及び本決算の業績予想を上方修正した。これまで売上高95億円とされていた中間期の連結売上高は111億4000万円に、経常利益は17億円から26億1000万円、純利益は10億円から16億4000万円に修正された。さらに通期決算についても前回発表の176億円の予想売上高は198億円、経常利益は28億円から36億円、純利益は17億円から23億円に大幅に上方修正された。

東映アニメーションは中間業績の上方修正の理由を、国内では『ふたりはプリキュア Max Heart』の関連商品が好調だったこととDVDの『AIR』と『劇場版ふたりはプリキュア Max Heart』が好調だったためとしている。海外では、北米市場で『ワンピース』での放映権の販売と『ドラゴンボール』のテレビゲームが好調であり、ヨーロッパでは『聖闘士星矢』が好調であった。
また、通期の業績についても今後も国内外の各事業が好調に展開すると予想し、上方修正に踏み切った。

東映アニメーションは近年海外ビジネスの業績不振に苦しんでいたが、昨年から今年にかけて北米とヨーロッパで現地法人を設立するなど海外ビジネスの強化に乗り出していた。海外ビジネスを直接マネジメントする成果が、早くも業績に反映しているようだ。