ガンダム好調 創通エージェンシー決算増収増益

ガンダムなどのアニメ作品の製作・権利管理で知られる創通エージェンシーが発表した2005年8月期の決算が好調である。『機動戦士ガンダム SEED DESTINY』などの貢献により連結売上高が120億4百万円前年同期比8.9%増、営業利益15億6400万円同10.0%、経常利益16億200万円同11.4%増といずれも順調であった。
 
とりわけアニメ作品の製作を手掛けるメディア事業の業績の好調ぶりが特に目につく。メディア事業は売上高で前年比16.6%増、営業利益は86.2%増となっている。作品数は、昨年の10作品から11作品に増加し、今期プロデュースした大型プロジェクト『ガンダム SEED DESTINY』が好調だったほか、『それゆけ!アンパンマン』、『ビューティフルジョー』、『巌窟王』、『エレメンタル ジェレイド』などを手掛けた。そのほか子会社の就職情報出版も好調であった。
しかし、ライツ(版権)事業は、国内は好調だったが北米を中心とした国外市場が苦戦したことから大きく落ち込み全体の売上も減少した。海外のライツ事業売上高は1億4100万円と2年前の半分の水準に落ち込んでいる。

来期は、今期大ヒットした『ガンダム SEED DESTINY』が終了することからメディア事業の落込みが予想される。このため落ち込み分を作品数の増加でカバーする方針で、今期より多い13作品を予定している。 また、フォーサイドドットコムとの提携により実写映画の製作を行なうなど、アニメ以外の事業の進出も計画をしている。