米CPM アニメ業界情報と批評のフリー雑誌発刊

米国の大手アニメ流通会社セントラルパークメディア(CPM)は、アニメファン向けにアニメ産業の情勢や作品批評をメインにした月刊の情報誌を開始する。発刊されるのは『Gogai!Gogai!』と名付けられたもので、CPMが支援するファン組織のAnime Universityを通じて配布されるほか、CPMの登録者にも無料で配布される。

記事の内容はアニメのほか日本のポップカルチャーも広く扱い、業界ニュースや批評、インタビューなどを予定している。CPMのスタッフに加えてAnime Universityのメンバーも寄稿をする。CPMはこの雑誌の目的をアニメ業界とファンとの間にあるギャップを埋めることだとしている。
この2005年9月号は、CPMのウェッブサイトで公開されており、特集として韓国アニメの『Hammer Boy』やワシントンDCにあるDCアニメクラブの紹介、アニメ業界で働く方法、帽子の被りかた(!)などを扱っている。

今回の情報誌の発刊は、CPMが全米各地に数多く存在するアニメファン団体のアニメクラブを支援する活動のひとつである。CPMはこうした活動をAnime Universityとしてまとめてアニメ関連の各種情報を提供している。
現在、CPM以外でも、ADVフィルムやファンニメーションといった米国の日本アニメ流通会社は、ファンの囲い込みやファンのニーズを知る方法としてアニメクラブの支援に力を入れている。これまでの支援の方法は、番組資料やプロモーションDVDの配布、上映会での作品上映の許諾などであった。今回の情報誌発刊は、他の会社のアニメクラブ支援との差別化とより強力なファンの囲いこみといえるだろう。