JDC信託 個人向けゲーム投資信託募集

銀行系以外で日本初の信託業免許を収得したジャパンデジタルコンテンツ信託は、家庭用ゲーム3作品の開発を目的とした個人向けの投資信託をジェット証券を通じて募集する。現在ジェット証券が信託契約代理店の登録申請を準備中で、申請が受理され次第、募集を開始する。

ファンドは、ゲームの総事業予算の2億6千万円のうち1億8千万円を個人投資家からの募集資金で賄うとしている。投資の対象は既に決まっており、グローバル・A・エンタテインメントが開発する人気ソフト『悪代官』シリーズの続編となっている。
また、投資単位は1口5万円から10万円になる見込みで、一定口以上の投資家にはゲーム内に氏名を出すなどの特典が設けられている。ファンドの収益は、個人投資家には投資額の100%まで優先的に分配され、その後はゲーム会社と収益を分かち合うことになる。

しかし、今回募集を行うのは総事業予算2億6千万円のうちの1億8千万円で一般的な投資信託と較べると小規模になる。信託報酬を年5%として計算しても、JDC信託には年900万円の収益にしかならない。このため今後も順次予定されているという映画やアニメーションを投資対象としたファンドの規模や数によって、どれだけ相乗効果を発揮できるかがJDCの今後のビジネスの課題となるだろう。