ゴンゾ上半期決算 売上4億3100万円 沖縄ゴンゾ設立など 

アニメ製作会社ゴンゾの2013年3月期上半期(2012年4月~9月)の連結決算は、売上高は4億3100万円で前年同期比17%増となった。また、営業利益は3200万円(同14%増)、経常利益は100万円(同30%減)、中間純利益は7200万円(前年同期は4200万円の純損失)だった。利益面で黒字を確保し、引き続き経営の安定化を実現した。
アニメ製作のほか、同社の持つアニメ作品の活用が売上げに貢献した。インターネット向けの動画配信や、ゲーム、遊技機へのライセンス営業などである。

また、期中の大きなトピックスは、2012年5月に関連会社として、株式会社沖縄ゴンゾを設立したことである。沖縄は地理的にアジアのハブに位置することから、その利点を活かしたコンテンツ産業の振興に力を入れている。ゴンゾは沖縄のコンテンツ産業が今後成長する素地があるとし、同地域で積極的に事業展開を図って行く。
海外ではアジア地域を重視する。マレーシア政府系のFINAS(マレーシア映画振興公社)、同国のアニメ制作スタジオFUNCELとの共同事業のほか、中国でのビジネス展開も目指す。現在、中国大手メディア企業との共同製作プロジェクトの実現に向けて動いている。
アニメ制作では、GONZO+が主要事業となる。コアなファンに向けたクールなアニメを開発する。さらに旧作を含めた自社作品の多角的な展開を目指す。

企業業績は安定化しているが、引き続き課題は新たな資金調達の実現となる。同社は中間期末でも依然、約25億円の債務超過となっている。こうした債務の返済が中長期的に必要になってくる。
さらに新たな事業展開のための投資にも、資金不足は否めない。ゴンゾは資本増強を推進するとしているが、この実現が今後の経営の大きな鍵を握りそうだ。

ゴンゾ http://www.gonzo.co.jp/index.html