Toonamiアジア4ヵ国・地域で12月開局 アクション番組中心のアニメーション専門チャンネル

グーローバルでテレビ放送事業を手がけるターナー・ブロードキャスティング・システム(Turner Broadcasting System:TBS)が、12月1日からアジア4ヵ国・地域で新しいアニメーション専門チャンネルToonamiをスタートする。新チャンネルは、シンガポール、香港、タイ、インドネシアで、同時開局となる。
Toonamiは、アクションヒーローが主体のアニメーション番組から編成される。『ヤングジャスティス』、『バットマン:ブレイブ&ボールド』などが含まれる。現在オープンしているティザーサイトでは、『アベンジャーズ』や『ベン10』なども確認出来る。
さらに日本アニメも放映される。発表では『ドラゴンボールZ』がラインナップされており、やはりティザーサイトでは『ブルードラゴン』が紹介されている。米国のカートゥーンと日本アニメをハイブリッドした編成だ。

TBSはこれまでも世界各国で、アニメーション専門チャンネルのカートゥーンネットワークを運営している。Toonamiはそのなかの放送枠ブランドとして活用されてきた。少年向けのアニメーションをまとめるほか、現在米国のカートゥーンネットワークでは、ヤングアダルト向けの放送枠ブランドとしている。
今回は、これをアジア地域のアクションアニメーションチャンネルとしてスピンオフしたかたちだ。TBSアジア・太平洋は、Toonamiをテレビだけでなくオンラインやソーシャルメディアでも展開したいとしている。アクション・アニメーションを集めた総合ブランドして、広く活用することになりそうだ。

新チャンネルの立ち上げは、米国の大手アニメーション局の近年の流れに追随したものである。ライバルのディズニーチャンネルは総合エンタテイメントチャンネルに衣替えし、キッズチャンネルのディズニーXD、プレスクール向けのディズニー・ジュニアを設ける。ニコロデオンも同様に、複数チャンネルを運営する。
米国のカートゥーンネットワークも、近年は、夜間帯のAdult Swimに実写番組を多数導入する。アニメーション専門から総合エンタテイメント化を図る。チャンネルの複数化は同局の大きな課題だ。

今回、特徴的なのは、そのスピンオフチャンネルが東南アジア地域からスタートしたことだ。これはアジア圏の人口に加えて、キッズからティーンに向けたアニメーションの視聴者が北米より多いとの判断もありそうだ。
スタート当初から日本アニメが加わっている様に、東南アジア地域で人気の日本アニメの取り込みも今後の課題になりそうだ。そうした点では日本のアニメ関係者にとっては、作品を拡大するチャンスになる。
一方で、この地域で既に日本アニメを中心に放送するアジア・アニマックスや地域の大手アニメーション専門チャンネルには手強いライバルになりそうだ。

Toonamiアジア http://www.toonamiasia.com/