アニメ好調も TOKYO MX 上半期決算で大幅増収増益

TOKYO MX(東京メトロポリタンテレビジョン)の業績が好調だ。11月16日に発表された2012年度上半期の決算は売上げ、利益とも大幅に伸びている。売上げ、利益とも過去最高となっている。
上半期の売上高は69億9700万円、前年同期比で58.9%増だった。また営業利益は7億4300万円(同200.5%増)、経常利益は7億3900万円(同234.8%増)、中間純利益は4億2000万円(同193.8%増)と、利益面では3倍増となっている。

TOKYO MXによれば、放送事業収入が前年同期比22.4%増、イベントなどのその他事業収入が同188.7%増となっている。
同社の中川謙三社長は、アニメや自社制作番組が好調であると説明している。編成局長の柴田陽一郎氏もアニメについて、アニメを見るならMXという反響があるとしている。今後もさらに期待に応えられるように成長させたいとする。
また、営業面でもアニメの好調に言及しており、近年のTOKYO MXのアニメ強化が業績に結び付いたかたちだ。また、期中は初音ミクの特集番組も組むなど、ポップカルチャーに強い放送局が打ち出されている。

今後の業績アップにつながりそうなのが、視聴可能世帯数の拡大である。TOKYO MXは、地上波ローカル局でありながら、従来も1286万の視聴可能世帯を持っていた。
さらに10月1日から東京スカイツリーから放送を開始したことで、これが1430万世帯に拡大した。ローカル局としては、群を抜く規模となる。テレビアニメでも地上はキー局に次ぐ、この規模を評価している面が強い、年度を通じて、さらなる躍進が期待される。同社は通期で売上高127億6000万円、経常利益は13億500万円、当期純利益6億4400万円を目指す。

TOKYO MX
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