IGポート第1Q減収赤字 第2Q以降に大型タイトル集中、売上大幅増目指す

アニメ製作・マンガ出版のIGポートは、10月12日に平成25年5月期第1四半期(24年6月~8月)の決算を発表した。
売上高は前年比14%減、営業損失1億500万円、経常損失1億500万円、四半期純損失1億3800万円と減収赤字と厳しい数字となった。これは第1四半期中におよそ1億4400万円の制作委託契約の解除案件があったことが影響しているとみられる。

事業セグメントも、減収赤字が多くなっている。アニメ制作が中心となる映像制作事業は、売上高7億8800、万円(前年同期21.4%減)、セグメント損失1800万円である。『黒子のバスケ』、『輪廻のラグランジェ』、『宇宙戦艦ヤマト2199』を中心に手掛けた。
出版事業もセグメント損失が4650万円、売上高は2億4100万円(前年同期比26.9%減)である。月刊誌9点、新刊書籍は28点だった。

版権事業は2700万円のセグメント損失ながら、売上高は前年同期比60.3%増の1億5900万円と大きく伸びた。『009  RE:CYBORG』、「BLOOD」シリーズ、「テニスの王子様」シリーズ、『輪廻のラグランジェ』が中心となっている。劇場公開前の『009 RE:CYBORG』が、早くも二次利用の収益を計上していることが注目される。

一方で、通期の連結業績は強気の見通しとなっている。売上高は前年比20.6%増の66億3200万円となるほか、営業利益は4200万円、経常利益は5500万円、当期純利益は4200万円を見込む。
これは2012年以降に、大型タイトルが集中することを反映しているとみられる。2012年10月に大型映画『009  RE:CYBORG』を劇場公開するほか、半年シリーズのテレビアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』、『ROBOTICS;NOTES』の放映も10月スタートだ。

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