文化庁の地域発・文化芸術創造発信事業に練馬、新潟、鳥取などのアニメ関連も

文化庁は、6月18日に平成24年度「地域発・文化芸術創造発信イニシアチブ」事業の採択にプロジェクトを明らかにした。同事業は国内の文化芸術活動を支援することで、地域の活性化することを目指している。地方公共団体が企画する文化芸術事業に対して補助を行っている。
補助対象には、音楽、演劇、舞踊などの舞台芸術、美術、さらにアニメやマンガもメディア芸術分野なども含まれる。今回採択されたプロジェクトでも、アニメやマンガに関連するものがある。

今回は69件あった応募のうち68件が採択された。事業は全体で31億5000万円の予算枠があるが、このうち16億1800万円分にあたる。
文化庁は事業を実施するのに必要な経費のうち、補助対象となる部分の最大で半分を補助する。採択案件は、クラシックやジャズ、写真、演劇、アートまで幅広い。補助金額は100万円程度から2億9400万円まで、こちらも幅広くなっている。

採択案件で最も補助金額が大きかったのは、マンガ関連だった。鳥取県による「まんが王国とっとり建国記念事業」(2億9452万円)である。まんが王国とっとりでは、今年11月に国際マンガサミット鳥取大会を行うほか、これに連動するかたちで8月4日から11月25日まで国際まんが博も開催する。
このほか練馬区や新潟市、京都市、神戸市といったこれまでもアニメやマンガを核とした地域振興に継続的に取り組んできた地方自治体の名前が並んでいる。

文化庁
http://www.bunka.go.jp/

練馬区「地域共存型アニメ産業集積活性化計画事業」(2289万円)
新潟市「アニメ・マンガを活用したまちづくり構想事業」(1206万円)
金沢市「金沢国際アニメーション芸術文化創造事業」(550万円)
京都市「京都市マンガクラスター形成事業」(1150万円)
神戸市「アニメによる地域コンテンツ産業の振興事業」(1700万円)
鳥取県「まんが王国とっとり建国記念事業」(2億9452万円)
徳島県「冬のアニメイベント開催支援事業」(100万円)