丸善CHI第1Q増収増益 通期最終黒字化目指す

書籍流通・販売大手の丸善CHIホールディングスは、6月14日に平成25年1月期第1四半期(24年2月~4月)の決算発表をした。同社は2011年に組織を再編、社名もCHIグループから丸善CHIホールディングスに変更している。
グループの主要な会社は7社、丸善書店、ジュンク堂書店、hontoブックサービス、雄松堂書店、丸善出版、図書館流通センター、丸善である。また、事業は店舗・ネット店舗の販売、出版、文教市場販売、図書館サービスと書籍流通・販売の広い分野に及んでいる。

四半期の連結売上高は502億2200万円、前年同期比3.8%増となる。また営業利益は15億4500万円(同13.1%減)、経常利益15億3100万円(同27.4%増)、四半期純利益14億3800万円と増収増益である。
売上げの大きいのは図書館や大学向けの文教市場販売、それに店舗・ネット販売である。なかでも文教市場販売は売上高219億7900万円(同4.0%増)、営業利益は17億7900万円(同15.0%増)と堅調であった。
一方、店舗・ネット販売は、売上高211億2100万円(同1.6%減)、営業利益は1億4000万円(同8.4%減)だった。期初は92店舗でスタートしたが、新宿店、難波店などを閉店するなど4月末には店舗数は87に減少した。効率の良い店舗網を目指している。

通期では連結売上高1780億円、営業利益16億5000万円、経常利益14億5000万円、当期純利益2億7000万円を予想する。前期は希望退職などのためのコストにより最終赤字となったが、今期は黒字化を目指す。
リアルな店舗では、ハイブリッド型複合書店で消費者のニーズの取り込みを目指す。また、電子化への取り組みを強化し、デジタル化の流れに対応する。

丸善CHIホールディングス
http://www.maruzen-chi.co.jp