日本初のアニメ製作LLP設立

ウェッブソリューション事業を行うシンクとマンガ・アニメ分野の企画・開発を手掛けるコミックス・ウェーブは、日本初の有限責任事業組合(LLP)を利用したアニメ作品の製作を手掛ける。これは、8月1日より有限責任事業組合契約法(通称LLP法)施行されるのに伴ったもので、設立する『ジャパニメーション・パートナーズ有限責任事業組合』は2007年に公開されるハリウッドの大作映画の派生シリーズとして複数の短編アニメーションから成るアンソロジーを製作する。

これまでアニメーション制作をする際には、製作委員会と呼ばれる任意投資組合を設立することが多かった。しかし、製作委員会は投資家が無限責任を負うことや部外者などが参加し難いとの問題もあった。今回は海外事業者の参加もあり、有限責任、内部自治、税制面での恩恵があるLLPのかたちが取られることになった。

LLPの設立に参加するコミックス・ウェーブは、近年は新海誠の制作した『ほしのこえ』のプロデュースなどの高い実績で知られている。また、海外作品としては世界的にヒットした映画『マトリクス』から派生したアニメ作品『Animatrix』を手掛けている。今回のLLPで制作される作品も『Animatrix』に近い形態が取れるようである