ガンダムとスチームボーイ好調 2006年3月期バンビジュ四半期決算

アニメ関連の映像ソフト販売のバンダイビジュアルは、平成18年の第1四半期決算を公表した。決算によれば、第1四半期の売上高は、69億9700万円で前年同期比5.2%増、経常利益は14億8700万円の0.2%増の微増に留まった。
しかし、同期におけるDVD/ビデオパッケージの日本全体の動向は数量ベースで前年比3.1%減、金額ベースでは11.1%減となっているので相対的にバンダイビジュアルは健闘しているといえる。DVDの単価が急激に下がっている中で、バンダイビジュアルの価格戦略が成功しているといえるだろう。

売上げに貢献した主な作品は、同期間に17万枚の販売を行った大友克洋監督『スチームボーイ』とそして発売DVDが毎巻10万部枚を超えるヒットになった『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』である。劇場映画公開に合わせて再生産を手掛けた『機動戦士Zガンダム』の拡販も実績に大きな貢献をした。
しかし、好調が伝えられる劇場作品『機動戦士Zガンダム‐星継ぐ者‐』の収益は、バンダイビジュアルの第1四半期の決算期間が3月1日から5月31日になるため、まだ反映されていないと考えられる。このため、第2四半期は決算予想より上ぶれする可能性が高そうである。

また、バンダイビジュアルは好調な業績を踏まえて、これまで年一度実施していた株主優待によるDVD/ビデオパッケージのプレゼントを年2回実施することを決定した。
このため、例えば1株株主は年1枚であったDVDが2枚受け取れるようになる。バンダイビジュアルの株主優待は、同社の作成したカタログから好きな作品を選べるようになっている。