手塚プロ 中国でアニメ制作の乗り出す

手塚治虫の著作権管理を行っている手塚プロダクションが、中国の制作子会社を通じた中国市場向けのアニメ制作に乗り出す。
制作するのは手塚プロの子会社北京写楽で、現在は主に手塚プロの下請けを行っている。今回制作するのは『肩の上の蝶』と題された作品で監督は香港の映画監督張之亮氏が行う。手塚プロは技術面での協力を行う予定である。また、手塚プロは制作にあたっては中国企業にも出資を求める。

北京写楽の正式社名は北京写楽美術芸術工芸品公司といい、1991年に手塚プロダクションの中国現地法人として設立された。1997年には北京に最新の設備を持ったアニメスタジオを開設している。また、2003年には既に日中合作アニメの走りともいえる劇場用アニメ『ぼくの孫悟空』も手掛け話題になったことがある。
手塚プロダクションは、社長の松谷孝征氏が10月に北京で開催が予定されている『アニメーション芸術国際フォーラム』の日本側の基調講演を予定しているなど、日本のアニメプロダクションの中でも積極的に中国市場に関与している会社のひとつとして知られている。