セガサミーHD通期 アニメ事業の売上高104億円 玩具事業89億円

5月11日に発表されたセガサミーホールディングス(セガサミーHD)の平成24年3月期決算によれば、同社のアニメーション事業の一年間の売上高は104億円だった。これは前年の108億円から4.6%の減少となる。
セガサミーHDのアニメーション事業は、トムス・エンタテインメントやCGアニメーションのマーザ・アニメーションプラネットなどが含まれている。しかし、トムス・エンタテインメントがその大半を占める。トムス・エンタテイメントは2010年にアミューズメント施設事業を譲渡しており、アニメーション事業に限れば、近年は100億円前後で売上高は安定している。

アニメーション事業は、セガサミーHDの主要事業 遊技機、アミューズメント機器、アミューズメント施設、コンシュマーの4領域のうち、コンシュマー分野のさらにサブカテゴリーになっている。このため事業単独の営業利益などの詳細は開示されていない。
しかし、決算報告では『アンパンマン』や『名探偵コナン』、さらにテレビアニメ『カードファイト!!ヴァンガード』のライセンス収入などが好調としている。キッズ向けの作品を中心に堅調な業績だったとみられる。

しかし、コンシュマー事業全体では苦戦した。コンシュマー事業全体の売上高は864億3300万円(前年同期比3.5%減)、営業損失は151億8200万円である。コンシュマー事業は、ほかにゲーム会社のセガ、玩具会社のセガトイズなどから構成される。
このうちゲーム事業の欧米での組織再編損失などが積み重なった。また、玩具事業も「アンパンマン」シリーズ、「ジュエルペット」などが好調だったが、販売全体は低調だった。玩具事業の売上高は89億円、前年比で25.8%の減少だった。

セガサミーホールディングス
http://www.segasammy.co.jp/