トップクラフトの『ラストユニコーン』に実写化の動き

米国のサイトであるアンティ・クール・ニューズによると、1982年に米国で公開されたアニメーション作品『ラストユニコーン』の実写化計画が、原作者のピーター・ビーグル氏を中心に進んでいる。『ラストユニコーン』は、米国のアニメーションプロダクションであるランキン・バス・プロダクションが1982年にビーグル氏自身尾のシナリオにより制作したアニメーションである。大ヒット作とはいえないが、質の高いストーリーと作画で米国での評価は高い。米国では、現在でも数多くの熱心なファンがいることでもも知られている。
しかし、日本での『ラストユニコーン』は、この作品の作画をスタジオジブリの前身であるトップクラフトが手掛けたことで知られている。トップクラフトはランキンバスと1970年代後半から80年代にかけて『クリスマスキャロル』やテレビ版『指輪物語』といった作品で米国アニメの合作作品を手掛けた。そうした作品群の中で、『ラストユニコーン』は特に高い評価を獲得している。また、全く異なる舞台にもかかわらず、1982年公開のこの作品は、1984年公開の『風の谷のナウシカ』との作画上の共通点などが指摘されている。

アンティ・クール・ニューズによれば、現在、実写化の話は楽観的な側面と問題点が混在している状況だという。企画自体は進みつつあり、過去5年間映画化権を保有していたコンティネントフィルムがアニメ版『ラストユニコーン』の権利を英国のグラナダ社から25万ドルで買い取り実写化に強い意欲をみせているという。
しかし、問題は資金で、現状では限られた資金の中で実際の馬を使って撮影をし、それをCGで修正をかける予定になっている。しかし、ビーグル氏はユニコーンをCGで表現したい意向を持っており現実と理想の間で悩んでいるという。