ワーナブラザーズ 平日のアニメ放映枠廃止へ

ワーナブラザーズ系の米国大手地上波放送局のThe WBは、これまで日本アニメを中心に子供向け番組を放映してきたKID’sWBの平日午後3時から5時の放映枠を撤廃すると発表した。今回の番組改編は2006年1月から実施される予定である。改変後は、18歳から49歳をターゲットにしたシンジケート番組の時間帯に変わる。
KID’sWBは現在2歳から11歳、6歳から11歳の男児、9歳から14歳といった分野で視聴率1位になっている。しかし、これはより高い経営効率を目指した結果、今回の決定が行われた。The WBはより高い年齢層の視聴者を取り入れることで経営を効率化したいと考えているようだ。代わりに土曜午前中のKID’sWBの時間帯が1時間拡張され、これまでの4時間から5時間となる。土曜の朝は7時から12時までがアニメとカートゥーンの時間帯となるが、トータルのアニメ、カートゥーンの放映時間は減少になる。

これまでも、大手地上波放送局は子供向けの番組を減らす傾向にあった。その中でKID’sWBは数少ないカートゥーンやアニメの放送枠であったが、時代の趨勢は視聴率好調のKID’sWBにも押し寄せたかたちである。また、この放映枠は『ポケットモンスター』、『遊戯王』など日本アニメの大ヒット作品を生み出してきた時間帯でもある。
放映時間枠の減少は、今でも厳しい競争にある日本アニメの放映枠の獲得競争をさらに激しくする可能性が高い。また、こうした子供向け枠の減少傾向が続けば、放映される作品数などにも大きな影響を与えるにことになるだろう。

キッズWB http://kidswb.warnerbros.com