動画配信サイト「ワーナー・オンデマンド」大幅リニューアル アニメも重視

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ワーナー・ホーム・ビデオ/デジタル・ディストリビューションは、4月27日に自社直営の動画配信サイト「ワーナー・オンデマンド」を大きくリニューアルした。サイトデザインをより見やすく、使いやすくしたほか、サイトの機能も向上させている。

主な変更点は3つで、インターフェース(デザイン)の変更、ユーザーのニーズを先取りするお薦め(レコメンド)機能、さらに支払システムの利便性の向上である。
とりわけ全体のデザインは、「映画」や「海外ドラマ」、「アニメ」の主要カテゴリーに分けられており、カテゴリーごとのランキングも提供する。日本人の嗜好にもあった使い易いものとなった。
また、主要カテゴリー3つのうちのひとつが「アニメ」となっているのも目を惹く。ワーナーは映画配給、番組制作で日本アニメに力をいれており、今後は動画配信でもアニメに積極的に関わってくる可能性も高そうだ。
支払システムの大きな変更はふたつ。観たい作品分のポイントだけを購⼊出来るようにし、クレジットカード情報を⼊⼒も度々する必要がなくなった。また、ポイント有効期限を3カ月から6カ⽉に延⻑した。

「ワーナー・オンデマンド」は2009年にスタート、公式動画配信サイトとして初期から取り組んでいる。ワーナーによれば、日本国内のハリウッド・メジャースタジオの公式配信サイトでは最大の規模を誇る。サイトのリニューアルで、より多くのユーザーの獲得と利用増を目指すことになる。
ワーナーは実際に、ハリウッド・メジャースタジオなかでもオンラインビジネスに積極的に関わる。2011年からはYoutube での有料動画配信サービスをスタート、ニコニコ動画にもいち早く作品を提供した。

他社プラットフォームとの連携と同時に、自社公式サイトも重視する。ワーナーは、本国ではすでに映像の動画配信を大きく展開している。劇場映画公開とネット配信を同時スタートといった例も少なくない。こうした戦略で機動的に対応できる自社グループサイトの活用度は大きい。
劇場やテレビと連動した動画配信戦略は、今後日本でも進められる可能性が高い。そうした時に「ワーナー・オンデマンド」が、主要な動画配信のプラットフォームとして活用されそうだ。

さらにアニメーションという点に限っても、「ワーナー・オンデマンド」は気になる存在だ。現在のラインナップは必ずしも多くないが、映画『手塚治虫のブッダ −赤い砂漠よ!美しく−』やテレビアニメシリーズ『アクセル・ワールド』、ハリウッドのCGアニメーション、オムニバス作品『バットマン:ゴッサムナイト』、米国カートゥーン作品、ショートフィルムアニメーション専⾨レーベル「THE EDGE」と多彩だ。
同社が製作に関わる日本アニメは今後増えるとみられるだけに、今後の動きも見逃せない。

ワーナー・オンデマンド
http://wod.jp