ゲームプライズなどのフリュー アニメ企画等のウィーヴ子会社化 全株式取得

ゲーム、モバイル、プライズなどの事業を展開するフリューはアニメ製作会社のウィーヴを子会社化したことを発表した。フリューはウィーヴの全株式を取得し、今後ウィーヴの手掛けるアニメ、映画、出版事業を取り込み、総合エンタテイメント会社を目指す。買収金額は発表されていない。
フリューはオムロンの新規事業としてスタート、2002年にプライズ事業に参入した。業務用ゲーム事業、モバイル事業などと共に急成長している。2010年の売上高はおよそ184億2200万円、営業利益31億6800万円と業績は好調だ。

一方、ウィーヴは、アニメ企画と出版、キャラクターの3つを柱に事業を手掛けてきた。アニメでは「おねがいマイメロディ」シリーズ、『ビューティフル ジョー』、『東京ミュウミュウ』などの代表作がある。また特撮番組でも『魔弾戦記リュウケンドー』を製作するなど、主にキッズ向けのテレビ番組を得意としてきた。しかし、2000年代後半以降、事業的には次第に苦戦を強いられ、番組製作本数も減らしていた。
こうしたなかで2009年には、同社の代表取締役鈴木徹也氏、投資ファンドのアント・コーポレートアドバイザリーらによるMBO(経営陣による企業買収)が行われ、株式上場を廃止している。今回、同じエンタテインメント分野のグループ会社になることで、新たな事業展開を目指すことになる。

フリューはこれまでにも、ウィーヴが日本のキャラクター事業を手掛けるセサミストリートの版権を活用したプライズを商品化している。また、ウィーヴは2007年にフリュー経営陣のMBOの際には、ウィーヴが出資の35%の株式を引き受けるなど近い関係にある。こうしたつながりを活かし、新たなビジネスの枠組みを築く。

フリュー http://www.furyu.jp/
ウィーヴ http://www.weve.jp/