Huluジャパン 初のTVアニメタイトル TV放映同日配信も

2011年9月より日本国内で有料動画配信サービスを提供するHuluが、新しい一歩を踏み出すことになりそうだ。同社はテレビ東京と提携し、4月からテレビドラマとテレビアニメの配信を開始した。
配信第1弾のアニメは9タイトルで、『イナズマイレブン フットボールフロンティア編』、『イナズマイレブンGO』、『ダンボール戦機』、『ダンボール戦機W』、『咲-Saki-』、『閃光のナイトレイド』、『世紀末オカルト学院』、『侵略!イカ娘』、『侵略!?イカ』である。さらに特撮ヒーロ―番組の『トミカヒーロー レスキューファイアー』も加わる。一方、ドラマ作品は『モテキ』や『鈴木先生』、『モリのアサガオ』などの8タイトル、第1弾の半数以上がアニメとなった。

いずれの作品も、月額1480円の定額見放題のプログラムの一部である。サイトのアニメカテゴリーからアクセス出来るほか、スタジオ「テレビ東京」でもブランディングされている。
テレビ東京の作品配信は、これまで海外作品、映画が中心とみられがちだったHuluのイメージを変えそうだ。番組視聴で人気の高いテレビドラマ、アニメが加わることは、有料ユーザーの拡大にもつながるとみられる。

アニメの動画配信もとりわけ、インパクトが大きい。国内の有料動画配信サービスでアニメは有力ジャンルとされている。配信作品の獲得競争も激しい。
現在は、動画配信総合サービスのGyaO、ShowTime、アニメに特化したバンダイチャンネル、東映アニメBBプレミアム、独特のコメントサービスで人気のニコニコ動画などの有力プレイヤーがいる。今後、定額見放題サービスを武器にHuluがこうした一角に喰いこむのかが注目される。

もうひとつHuluのアニメ配信で武器になりそうなのが、テレビ放送直後の配信スタートである。第1弾タイトルのうち『イナズマイレブンGO』と『ダンボール戦機W』は、現在シリーズがテレビ放送中になっている。この最新エピソードを毎週テレビ東京で放送終了後、直ちに配信する。テレビでの見逃し機能を持つことになる。
テレビ東京はこうした同日配信を海外向けに行っている。国内でもこれに本格的に取り組む。Huluを利用することで、国内でのサービスも海外並みに追いつく。これまで日本では遅れてきた同日配信だけに、Huluだけでなく、他のサービス会社にも少なくない影響を与えそうだ。

Hulu(日本) http://hulu.jp/