米国裁判所 東映アニメ「聖闘士星矢」に対する訴訟を却下

 大手アニメ製作会社の東映アニメーションは、同社の米国法人TOEI ANIMATION INCORPORATED(TAI)に対して提起されていた訴訟が2012年3月13日付で米国コロンビア特別区連邦地方裁判所より却下され、TAI側が勝訴したことを明らかにした。
 この訴訟は2010年末に、米国の個人(原告)から提起されていた。東映アニメーションによれば、原告は同社が製作したアニメ番組『Knights of the Zodiac(聖闘士星矢)』が原告の著作権及び商標権を侵害すると主張し、侵害の差止と10億ドルの損害賠償を求めていた。

 TAIは原告の訴状には請求の根拠の十分な記載がないとして、訴訟の却下申立を行っていた。また、原告はTAIのほかアメリカ合衆国も被告としており、アメリカ合衆国からも却下申立が行われていた。裁判所はTAIとアメリカ合衆国の申し立てを認めたかたちだ。
 東映アニメーションは、自社側の申立が認められことで、同社の業績に与える影響はないと発表している。また、原告が控訴した場合は、引続き弁護士と相談のうえ対応するとしている。

東映アニメーション http://corp.toei-anim.co.jp/