フランスブースは10社・団体参加 アニメフェア詳細発表

在日フランス大使館は、3月22日から25日まで開催される東京国際アニメフェア2012の在日フランス大使館ブースの詳細を明らかにした。ブースには、アニメーション制作会社、非営利機関などが参加する。
参加企業・団体は、アニメーション制作関連では2 Minutes、Cyber Group Studios、Futurikon、Moonscoop、PGS Entertainment、Planet Nemo Animation、TeamTO、TV France International。そして、関連団体としてユニフランス東京支局、フランス政府留学局が名前を連ねる。
それぞれがフランスと日本をつないだビジネス機会を探るほか、フランスのアニメーションの魅力を紹介する。また、フランスでアニメーション学ぶための留学に情報なども提供する。

フランスは日本アニメの人気が高い地域として、近年国内ではよく知られるようになっている。同時に自国のアニメーション文化の豊かな国でもある。年間のテレビアニメーション放映は約10万時間、毎年約20本の長編アニメーションが公開されるといった市場の厚みがそうした文化を支えている。フランスアニメーションのクオリティの高さは定評のあるところだ。
それだけに産業規模も大きい。アニメーション関連企業は約100社、およそ5000人の雇用がある。テレビアニメーションの制作は年間約300時間、長編作品は3本から10本が制作されている。EC域内を中心に輸出にも積極的で、2010年のテレビアニメーションの輸出高は4610万ユーロあった。

海外企業と協業に積極的なこともまた、フランスの特徴でもある。今回8社ものアニメーション企業が来日するのは、こうした共同製作で、日本企業との協業を探りたいとの考えもあるとみられるからだ。実際に『リタとナントカ』などで日仏合作の経験のあるPlanet Nemo Animationや現地の大手アニメーション会社として知られるMoonscoopなど気になる企業も多い。
日本国内でも、近年は国際共同製作に対する関心が高まっており、今回のアニメフェアを期に新たなビジネスが誕生する可能性もあるかもしれない。
東京国際アニメフェア2012では、このほかにも中国、韓国、スペイン、チュニジア、ハンガリー、フィンランド、ブルガリア、オーストラリアなどの政府及び関連機関がブース出展する予定だ。アニメーションの国際ビジネス構築と文化交流に大きな力を発揮しそうだ。

在日フランス大使館 http://www.ambafrance-jp.org/
東京国際アニメフェア2012  http://www.tokyoanime.jp/