シカゴのコミコンイベント C2E2が前年比50%増の勢い

 米国のポップカルチャーイベント運営のリードポップ(ReeDPOP)は、4月13日から15日まで、シカゴ・マコーミックプレイスコンベンションセンターで開かれるC2E2が前年比で50%程度拡大することを明らかにしている。C2E2はCHICAGO COMIC & ENTERTAINMENT EXPOの略で、全米有数の規模を誇るポップカルチャーイベントである。
 リードポップによれば、開催1ヵ月を前にして企業の出展ブースの販売が前年比50%増になったという。また、前売りチケットも前年同期比で52%増となっており、会場と動員の双方で前年の1.5倍規模となる勢いである。

 C2E2を運営するリードポップは、国際展示会運営のリード・エグジビジョンのポップカルチャー部門として近年ブランディングされた。イベント規模が急成長するニューヨーク・コミコンの運営などで大きな成功を収める。
 C2E2は既存のポップカルチャーイベントに割って入るかたちで昨年からスタートした。昨年の動員は実数で約2万8000人とこちらも成功となっている。そうした実績を基に、2年目となった2012年は一気にシカゴを代表するイベントとして他を圧する勢いだ。もし、来場者数が1.5倍で4万人規模となれば、昨年3万4000人のワンダーコン(サンフランスコ)を追い抜き、全米3位となる。

 米国最大のポップカルチャーイベントは、コミコンインターナショナルの運営するサンディエゴ・コミコンがよく知られている。今年からロサンゼルス近郊のアナハイムに会場を移転したワンダーコンもコミコンインターナショナルの運営だ。ポップカルチャーイベントのトップ4を、コミコンインターナショナルとリードポップが分けあうかたちだ。
 いずれのイベントも近年、大活況を呈しており、ポップカルチャーのコンベンション型イベントが、依然成長市場であることが分かる。それだけに今後も有力オーガナイザーの出展企業と参加者、イベントゲストの獲得競争は激しさを増しそうだ。

C2E2(CHICAGO COMIC & ENTERTAINMENT EXPO)
http://www.c2e2.com/