上海MG初製作 劇場アニメ「風雲決」 秋葉原で日本初上映

 中国大陸で製作されたエンタテイメントの長編アニメーション作品が日本で初上映される。この作品は、中国を代表するメディアコングロマリット上海メディアグループ製作による『風雲決 ストームライダーズ』である。
 10月18日から秋葉原で開催されている秋葉原エンタまつり2008「秋葉原アニメまつり2008」の上映プログラムのひとつとなっている。上映は秋葉原UDX UDXシアターで13時20分から15時まで、東京アニメセンター プレスデスクにて招待状を配布している。

 アニメーションを製作する上海メディアグループは、中国ではCCTVグループに次ぐ、巨大メディアグループとして知られている。『風雲決 ストームライダーズ』は、このグループが初めて製作する劇場アニメーションである。
 初製作と聞くと、日本アニメも含み多数のアニメーション放送を行う上海メディアグループだけにやや意外な感じもするが、製作に5年間が費やされていると聞けば納得である。グループのフラッグシップ作品として多くの時間と、さらに6千万元(約9億円)の膨大な製作費がかけられているからだ。

 作品は中国語圏で最も知られたマンガ家馬栄成さんの代表作『風雲』を原作としている。『風雲』は1998年には実写映画『風雲 ストームライダーズ/雄覇天下』にもなった物語で、武侠マンガの名作として知られている。
 監督の林超賢さんは『ビースト・コップ野獣刑警』などの数々の実写映画の代表作などもあり、アニメーション作品は今回が2作目である。さらに音楽は香港、台湾で活躍する金培達さん、声優に任賢齊さん、謝霆鋒さん、韓雪さんなどのアジアの人気スターが並ぶ。

 原作マンガは日本のマンガからも大きな影響を受けているとされるが、今回制作されたアニメーション映画もまた日本のアニメスタイルの影響が強く感じられる。
 映画からは日本のポップカルチャーの広がりと、その一方での中国のオリジナルのポップカルチャー分野の成長のふたつの関係を感じられるに違いない。上映にあたっては日本語字幕がつけられるため中国語を知らなくても十分楽しめる。
 
秋葉原エンタまつり2008公式サイト http://www.entama.com/
 秋葉原アニメまつり2008  http://www.entama.com/animecs/index.html

「風雲決 ストームライダース」
日時: 10月25日(土) 13時20分~(開場13時10分)
会場: 秋葉原UDX 4階 UDXシアター
カラー 100分 35mm 中国語(日本語字幕)

製作: 上海文廣新聞 媒集團上海メディアグループ(SMG)
監督: 林超賢(ダンテ・ラム)
作曲: 金培達(ピーター・カム)
声優: 任賢齊(リッチー・レン)、謝霆鋒(ニコラス・ツェー)、韓雪(ハン・シュエ)