同人ゲームを海外展開 eigoMANGA英語版発売を目指す

英語版『ヴァンガードプリンセス』

日本マンガスタイルのコンテンツの米国展開を行っているeigoMANGAが日本と米国をつなぐあらたなビジネスに乗り出している。日本国内で人気の高い自主制作のゲームソフト(同人ゲーム・インディーズゲーム)の海外商業発売を目指している。
同社は2000年に日本のアニメ・マンガの販売企業として誕生した。近年は、日本のマンガスタイル、アニメスタイルの独自コンテンツを開発するなど事業の多角化に乗り出している。そうしたなかで、大手企業が手をつけていない同人ゲームの市場に目をつけた。
eigoMANGAは2011年1月に新会社NecoNecoを設立、この同人ゲームの米国展開を進める。すでに第一弾として、国内で人気の同人ゲーム『ヴァンガードプリンセス』の英語版の発売が決定している。

同人ゲームは、個人や少数のグループで制作されるゲームソフトである。イベントやインターネットのダウンロードで販売されることが多い。国内では熱心なファンも多く、大きなマーケットを築いている。同人ゲームを出発に、その後大きなビジネスに拡大する例もある。
今回、最初に発売される『ヴァンガードプリンセス』は、PC用2D格闘ゲームである。14人の女性キャラが華やかなバトルを繰り広げる。もともとゲーム開発の経験があったスギノトモアキさんが一人で開発し、2009年にリリースされた。ビジュアルの質の多さもあり大きなヒットになった。
英語版『ヴァンガードプリンセス』は、ゲームのテキスト部分を英語翻訳した日本版と基本的に同一内容となるとみられる。また、米国市場の展開で課題になることが多い商品流通にはインターネット上のダウンロード販売などのデジタルプラットフォームを使う。PCゲームとインターネットの親和性の高さにより、顧客の獲得を狙う。

eigoMANGAは、3月5日よりサンフランシスコでスタートするGDC(Game Developers Conference)にも参加する。3月6日に行われるGDCローカリゼーション・サミットに参加し、CEOのAustin Osueke氏が「ヴァンガードプリンセス:日本のインデイーズゲームを米国市場へ(Vanguard Princess: Publishing Japanese Indie Games To The US Market)」と題したプレゼンテーションも行う。
この場で『ヴァンガードプリンセス』の現在開発が進められている英語版『ヴァンガードプリンセス』の一部が姿を見せることもありそうだ。

eigoMANGA  http://www.eigomanga.com/