PSP向けマンガ配信が3月に更新終了 開始から2年余り

 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCEJ)は、PSP(プレイステーション・ポータブル)向けに行っているマンガ配信サービスを終了することを明らかにした。PlayStationStore(PSS)での新規コンテンルの追加は3月15日で終了、さらに9月末には「コミック」のカタゴリーは廃止され、販売も終了する。
 SCEは、今後の電子書籍コンテンツサービスは、プレイステーションや他のソニー製品での展開を検討するとしている。鳴り物入りでスタートしたPSP向けのマンガ配信だが、携帯ゲームでのサービスは撤退となる。

 PSP向けのマンガ配信は、2009年秋の東京ゲームショウ2009で発表され、その年の12月10日からサービスをスタートした。PSPのネットワークの活用、デジタルマンガの将来性などから、ビジネスの成長性が期待され、国内有力出版社11社が当初より参加していた。
 電子書籍市場はその後急激に成長しており、この点では当初の予想どおりなった。しかし、スマートフォンやタブレットの急激な普及で、持ち歩きが可能な電子書籍・マンガの主戦場は、携帯ゲーム機でなく、そちらが中心となった。デジタルマンガを読むためのデバイスとして存在感が示せなかったことが、今回のPSP向けのマンガ配信からの撤退につながったと言えそうだ。

ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン
http://www.scei.co.jp/