ハピネット 仮面ライダー、戦隊が好調 業績予想上方修正

玩具やエンタテインメント商材卸し・流通のハピネットの業績が、人気キャラクター玩具の活性化で好調である。2月10日に発表された平成24年3月期第3四半期(23年4月~12月)までの決算で、売上高は1576億1800万円(前年同期比5.8%増)、営業利益は48億3200万円(同67.4%増)、経常利益は49億7700万円(同65.5%増)、四半期純利益は23億5800万円(同57.2%増)と増収増益だった。中核事業にあたる玩具とアミューズメント事業の好調が、業績を支えた。

玩具事業の売上高は617億3900万円(同14.8%増)、セグメント利益は29億9100万円(同36.8%増)。バンダイのキャラクター商材である『仮面ライダーフォーゼ』、『海賊戦隊ゴーカイジャー』といった男児向けが好調だった。
両キャラクターは、カプセル玩具・カードゲーム機(アミューズメント事業)でも好調だった。加えて『ワンピース』が主力となった。事業構造改革もあり、アミューズメント事業の売上高は171億3500万円(同33.4%増)、セグメント利益は15億8400万円(同61.5%増)である。

一方、映像音楽パッケージとゲーム関連は市場の伸び悩みが影響した。映像音楽はインターネットのコンテンツ配信の進展に影響を受け、ゲーム機はソーシャルゲームの普及により家庭用ゲーム機が苦戦を強いられているとする。
売上高はそれぞれ430億8900万円(同4.8%減)、356億5200万円(同3.9%減)。ただし映像音楽のセグメント利益は事業構造改革もあり、3億5200万円の黒字に転換している。ビデオゲーム事業のセグメント利益は9億4900万円(同5.0%減)である。

ハピネットは今期発注した販売システム開発のシステム未納の発生で6億4300万円の特別損失を計上する。しかし、事業好調でこれをこなし、通期の業績予想を上方修正する。
連結売上高は1920億円から1980億円、営業利益は31億円から48億円、経常利益は32億円から49億円、当期純利益は16億円から23億円に引きあげられた。

ハピネット http://www.hap-net.com/