好調、映画『マジック・ツリーハウス』原作売上げ20倍ペース

「恐竜の谷の大冒険」

1月7日に全国公開となった劇場アニメ『マジック・ツリーハウス』の興行が好調だ。公開初週末の興行成績でランキング3位に登場、翌2週目も4位につけるなど、ファミリー層、特に小学生を中心に人気を集めている。1月15日まで(9日間)の全国興行成績は2億6000万円、動員数は23万4000人である。
また、劇場での物販が予想を超える勢いとなっており、一部商品が品薄になるなどの現象も表れているという。2012年公開アニメのスタートを切った本作だが、幸先の良い年明けとなった。

映画の人気の秘密は、世界で累計1億冊売ったという原作の高い人気だ。また、映画に伴って、メディアファクトリーから発売されているこの原作本も大きな動きを見せている。映画の公開に連れ、書籍売上げが急伸しているからだ。
2012年1月第1週の紀伊國屋書店の児童書週間ベストセラーで、2002年に発売された本作第1巻「恐竜の谷の大冒険」が第3位に登場、トップ10には31巻、25巻もランキングされた。また、「恐竜の谷の大冒険」の月間売上は、2011年12月に前年比で約10.4倍、2012年1月では現在まで20倍ペースだという。累計売上では2011年10月末段階のおよそ2倍に迫っている。

原作の人気が映画の興行を支える一方で、映画の公開が原作の認知度アップ、売上につながったかたちだ。映画化による原作への影響はしばしば言及されるが、今回はこれがくっきりと出たことになる。
今後も長く続くシリーズだけに、劇場アニメはそのフラッグシップとしての大きな役割を果たしたといえるだろう。

映画『マジック・ツリーハウス』
http://magictreehouse.jp/