角川映画、映像パッケージ角川エンタテインメント吸収合併

 9月30日、角川グループホールディングス(角川GHD)は、11月1日付けでグループ企業の角川映画と角川エンタテインメントが合併することを発表した。角川映画が存続会社となり、角川エンタテインメントを吸収するかたちとなる。
 角川GHDは今回の合併により、グループの映像事業のさらなる強化を進めるとしている。映画製作・配給事業とパッケージ業務の一体化と効率化が今後進みそうだ。

 角川映画は2006年に大映と角川へラルド・ピクチャーズの合併により誕生した。2002年以降、企業買収と再編を繰り返し、その存在感を増している。国内大手の一角とされている。
 一方、角川エンタテインメントは角川映画が100%出資する子会社で、映像パッケージ事業を中核とする。角川映画のほかアスミックエースの取り扱う映像作品のパッケージ業務も手掛ける。
 また、角川エンタテインメントはアニメ作品にも強みを見せている。『涼宮ハルヒの憂鬱』や『らき☆すた』、『ストライクウィッチーズ』といったグループ会社原作の作品のほか、『東のエデン』などのノイタミナ作品も取り扱う。

 角川映画は、海外事業でもグループ企業の再編を進めている。米国・ロサンゼルス市にあったカドカワピクチャーズUSA (Kadokawa Pictures USA)を8月31日付けで閉鎖した。
 カドカワピクチャーズUSAは、米国で映画の共同製作や映画製作出資、角川作品のライセンス販売などを行なって来た。また、アニメ関連は主力分野で、映像パッケージなども手掛けていた。しかし、映像パッケージ業務の販売や流通、プロモーションは、現地流通会社(ディストリビューター)にまかせるケースが多かった。いずれの業務も日本から統括出来るとの判断が働いたとみられる。

角川グループホールディングス http://www.kadokawa-hd.co.jp/

角川映画 http://www.kadokawa-pictures.co.jp/
角川エンタテインメント http://www.kadokawa-ent.co.jp/


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