2011年 米国ゲーム市場全体は2%減 NPDが報告

 米国の市場調査大手のNPDグループは、2011年の米国のゲーム全体の市場は163億ドルから166億ドルだったと発表した。このゲーム市場には、消費者がゲームコンテンツに費やした全てが含まれる。新作ゲームソフトのほか、PCゲーム、中古ゲーム、ゲームレンタル、月額課金、オンラインダウンロード、ソーシャルゲーム、モバイルゲームなどである。
 ソーシャルゲームやオンラインダウンロードなどの成長分野が含まれているにも関わらず、この市場規模は2010年との比較で2%の減少となった。新作ゲームソフトの市場の減少幅が大きかったためである。

 NPDによれば現在でも、米国のゲーム市場の大半はポータブルゲーム機、コンソールゲーム機、PC向けの新作ゲームソフトが占めている。実際に2010年の新作ゲームソフトの売上は、93億ドルで全体の過半数である。それでも2010年の101億ドルからは、8%減と下落率が大きかった。
 一方で、消費者の中古ゲームソフト、デジタルダウンロード、モバイルゲームアプリへの支出は増加した。これらが他の分野の減少分をカバーした。デジタル流通化、カジュアル化が進む現在のゲーム市場の流れをあらためて確認させるものだ。調査を行ったNPDはこうした結果は、米国だけでなく世界的な流れだとしている。

NPDグループ  https://www.npd.com/