スクウェア・エニックス 売上高、経常利益が過去最高

 5月24日に発表されたスクウェア・エニックスの2005年3月期の決算は売上高、経常利益とも過去最高に達して極めて好調であった。売上高は738億6000万円(前期比16.9%増)、経常利益は259億円(同41.9%増)であった。
 事業は、ゲームソフト事業をはじめ、オンラインゲーム事業、モバイルコンテンツ事業さらには出版事業も含めて全般に好調であった。中でも、オンラインゲーム事業は急速に拡大し、売上高138億5000万円(前年同期比55.2%増)、営業利益49億8000万円(同112.4%)と一気に主要事業のひとつに成長した。
 オンラインゲーム事業を支えているのはスクウェア・エニックスの人気ゲーム『ファイナルファンタジー』のオンラインゲーム版と、中国市場で『クロスゲート』が日本ゲームとしては数少ない実績をあげているためである。
 ゲームソフトは、『ドラゴンクエスト8』の大ヒット361万本の販売に加えて、『キングダムハーツ』、『ファイナルファンタジー』、『鋼の錬金術師』といった人気シリーズが売上げに貢献した。同期の販売タイトル数は日本11、米国7、ヨーロッパ4、アジア1となっている。出荷本数は全世界で1,105万本に達した。
 しかし、海外では強力なヒット作がなかったことから北米地域では売上高118億8000万円と前期に比べて11%減となった。アジアは売上げを伸ばし、経常赤字から黒字に転換した。