2011年「ONE PIECE」年間3799万部を販売 オリコン調べ

 ここ数年、マンガ、アニメ、キャラクター関係者から注目をされている『ONE PIECE』が、2011年にも圧倒的な人気を見せつけた。音楽、映像、書籍などのランキング情報のオリコンがまとめた2011年の書籍ランキング(集計期間2010年10月22日~2012年11月20日)によれば、『ONE PIECE』(集英社)のマンガ単行本は、一年間でシリーズ総計3799万部を販売した。
 これは、2008 年の595万7000部、2009年の1472万1000部、2010年の3234万4000部を上回り、シリーズ過去最高となる。また、総売上の動向からは、同作の人気が近年急拡大していることが分かる。
 
 また、こうした人気は個別の単行本の売上にも表われている。『ONE PIECE』61巻の年間実売数は338万3000部に達した。オリコンが2008年に書籍ランキングの発表を開始して以来、年間売上で過去最高となる。
 さらに62巻は売上320万8000万部で年間2位、63巻は307万3000部で3位、64巻は265万3000部で4位と1位から4位を独占した。
 『ONE PIECE』の人気は、アニメやキャラクター商品、イベントなど多方面に広がっている。そうした人気を原作マンガの普及が支えていることが分かる。
 
 シリーズ総売上の2位のタイトルは、海外でも人気の『NARUTO-ナルト-』(著者:岸本斉史・集英社)だった。年間売上総数は687万5000部である。
 さらに3 位には、昨年185位だった『青の祓魔師』が522万4000部で躍進した。同作は、加藤和恵さんがマンガ誌「ジャンプスクエア」(集英社)に連載する人気作品である。テレビアニメ化され、2011年4月から半年間、日曜日の夕方に放映された。アニメ化がマンガ単行本の売上を牽引した。
 『青の祓魔師』は2012年に劇場映画化されるが、こうした人気の高さも背景にあるだろう。同時に2012年に活躍が期待される作品でもある。