「宇宙兄弟」16巻 単行本と電子書籍を12月22日同時発売 

 宇宙飛行士を目指す兄弟を描いた小山宙哉さんの人気マンガ『宇宙兄弟』最新単行本第16巻が、12月22日に講談社から発売される。電子書籍販売大手のイーブックは、同日に電子書籍版の『宇宙兄弟』第16巻の提供開始を明らかにした。
 12月22日15時頃よりeBookJapanのサイトにて、PC向けはWindows、Mac、さらにiPad、iPhone、iPod touch、Android端末向けに一斉にリリースさされる。人気作品の最新作をいち早く電子デバイスでも楽しめる。

 『宇宙兄弟』の電子書籍版は、すでに第1巻から第15巻まで発売されている。しかし、2008年の第1巻以来これまでは、紙による単行本が先行発売、電子書籍のリリースは数ヶ月遅れとなっていた。電子書籍のニーズが高まるなか、16巻では単行本と同日発売に挑戦する。
 電子書籍の普及が急激に進むなかで、そのビジネスのあり方も大きく変わりつつある。そのひとつが、紙と電子書籍の同時発売である。これまで電子書籍は、紙での発売の二次展開という側面が強かった。
 しかし、電子書籍のユーザーが増えていること、海外ではふたつの同時発売の傾向が強まっている。国内での要望も高まり、同時発売は増えつつある。10月24日には講談社は「スティーブ・ジョブズ I」の同時発売を試み、記録的な売上げを記録した。今回はこれをマンガに広げる。

 『宇宙兄弟』は、2008年に「モーニング」(講談社)で連載を開始。宇宙飛行士を目指す兄弟を描く人間ドラマ。連載開始当初より大きな評判を読んだが、2011年に講談社漫画賞、小学館漫画賞をダブル受賞し、2012年には小栗旬さんらの出演で実写映画化決定、さらに関心を集めている。話題作だけに、電子版も人気を集めそうだ。