2004年音楽著作権 海外収入上位9曲はアニメ

 国内の音楽著作権を管理する財団法人日本音楽著作権協会は、2004年4月から2005年3月までの音楽著作権使用料分配金の多かった作品を2005年JASRAC賞として発表した。金賞、銀賞こそ『世界にひとつだけの花』、『涙そうそう』と一般歌謡曲であったが、銅賞に一昨年大ヒットした『機動戦士ガンダムSEED BGM』が入ったほか、第5位に『ドラゴンボールBGM』、10位に『機動戦士ZガンダムBGM』が入るなどアニメ作品の強さをみせつけた。
 こうしたアニメ作品の強さは、国内作品の海外から分配金に与えられる国際賞において顕著である。2005年度の国際賞は4年連続の受賞となった『ポケットモンスター BGM』であった。国際賞のアニメ関連の受賞は、1994年以来12年連続になる。
 さらに、海外でのアニメ作品強さは国内作品外国入金分配金額ベスト10に現われており、2005年のベスト10の上位9曲はすべてアニメ作品であった。アニメ以外では、10位に北野武監督の実写映画『Brother』のBGMが入っている。実はこの映画は、アニメ作品を中心にビジネスを展開するバンダイビジュアルが製作に関わった作品である。

 こうした状況は、海外における日本アニメコンテンツの競争力を示すと共に、日本の一般楽曲があまり海外で受け入れられていないことを現している。むしろ、アニメが輸出商品とした大きく注目されるのは、日本のアニメ以外のコンテンツの国際競争力と比較した時に、相対的に強いものとして映るからだといえる。

2000年以降の国際賞
2005年 ポケットモンスター BGM
2004年 ポケットモンスター BGM
2003年 ポケットモンスター BGM
2002年 ポケットモンスター BGM
2001年 美少女戦士セーラームーン BGM
2000年 美少女戦士セーラームーン BGM

2005年の国内作品外国入金分配金額ベスト10
1位 ポケットモンスター BGM
2位 おジャ魔女どれみ BGM
3位 デジモンアドベンチャー BGM
4位 メダロット BGM
5位 ドラゴンボールZ BGM
6位 キャプテン翼 BGM
7位 楽しいムーミン一家 BGM
8位 新ルパン三世 BGM
9位 ドラゴンボール BGM
10位 BROTHER BGM