ドワンゴ モバイル事業分割 ドワンゴモバイルに移行

 モバイルやインターネット、コンテンツ等を手がけるドワンゴは、同社のモバイル事業を分割する。分割された事業は2011年11月10日に設立した100%出資の子会社DWに移管される。その後、DWは2012年1月1日付けでドワンゴモバイルに商号を変更する。モバイル事業にフォーカスした会社として運営されることになる。
 分割事業には、着うたや着メロ、待ち受け、きせかえまで幅広いモバイルコンテンツ事業が含まれる。これらは2011年9月期決算の連結決算売上高約343億円のうち約166億円にあたる。ドワンゴの全事業の半分近くが子会社に移管されることになる。

 ドワンゴは今回の事業分割について、事業の競争優位性を高め、持続的な成長を維持するためとしている。分社化により迅速性や効率性を発揮出来る運営体制づくりを狙う。また、将来的にはグループ全体の持株会社制への移行も視野に入れる。
 同社は同日に、モバイルコンテンツ企画・制作のCELLの完全子会社化も発表している。同社の持株以外45%の株式を取得し完全子会社とする。こちらもより機動的な運営を目指すことになる。

 ドワンゴのモバイル事業は、経済環境の変化による市場全体の落ち込みにより影響を受け、過去一年間売上の減少が続いている。事業分割で部門業績を明白化させ、事業のてこ入れを図る狙いもありそうだ。
 現在はグループ会社には、動画配信事業のニワンゴ、ゲーム企画・開発・販売のゲームズアリーナ、さらに音楽関連のドワンゴ・ミュージックエンタテインメントなどがある。持株会社を目指すことで、今後はこうした各企業の業績がより厳しく問われることになりそうだ。

ドワンゴ http://info.dwango.co.jp/