イマジカ・ロボット第2Q デジタル案件堅調 映画制作4本

 映像関連事業を広く手掛けるイマジカ・ロボットホールディングス(イマジカ・ロボットHD)が、11月10日に平成24年3月期第2四半期決算を発表した。
 イマジカ・ロボットHDは、平成23年4月1日付で上場子会社のフォトロン企画が親会社のイマジカ・ロボットホールディングスと合併するかたちで実質的に持株会社が上場するかたちを取っている。このため持株会社として第2四半期までの決算を初めて開示する。

 第2四半期までの連結売上高は233億8900万円、営業利益は14億700万円、経常利益は14億100万円、四半期純利益は9億8000万円だった。また、通期売上高は518億円、営業利益、経常利益をそれぞれ30億円、当期純利益18億5000万円を予想する。
 同社の事業は、ポストプロダクションを中心とした映像技術サービス、映画、広告、アニメなどの映像ソフト、CATVなどの放送、映像システム、人材コンサルティングの5つから構成されている。技術からソフト、サービスまでバランスが特徴となっている。特に映像サービス事業では、市場で圧倒的な存在感を持っている。

 その映像技術サービスの売上高は97億6500万円、IMAGICAが中核会社である。また、営業利益は16億1100万円を確保した。
映画分野ではフィルムプリントからデジタルシネマへの移行が進んでいる。しかし、デジタルシネマの受注案件が大幅に増加したこと、高付加価値サービスへの移行、業務効率化から売上、利益とも堅調だった。

 映像ソフト事業は、映像企画・制作のロボット、コマーシャルやビデオクリップのピクス、アニメ製作のジェンコから構成される。売上高47億7900万円、営業利益は3000万円である。
 映画分野制作は、下期公開予定の『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』、『ワイルド7』、『ALWAYS 三丁目の夕日’64』、そしてフルCGアニメの大作『friends もののけ島のナキ』が主力作品である。

 放送事業は、CATVの「洋画★シネフィル・イマジカ」、「食と旅のフーディーズTV」、「歌謡ポップスチャンネル」の3チャンネルを運営する。売上高は22億5300万円、営業利益は8400万円。
 映像システム事業は、売上高は39億3100万円、営業利益は2億1100万円だった。人材コンサルティング事業は、売上高41億3900万円、営業利益は7800万円である。全ての事業分野で利益を確保している。

イマジカ・ロボットホールディングス
http://www.imagicarobot.jp/