第1回アニメ&コミックフェア 次回ギフト・ショーが設置

 日常雑貨やアクセサリーなど生活用品を集めた見本市である東京インターナショナル・ギフト・ショーがキャラクターライセンスやアニメなどに目を向ける。2010年2月8日から10日まで、東京ビッグサイトで開催される第73回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2012は、新たに第1回アニメ&コミックフェアをスタート、さらにキャラクターライセンスフェア、ARTIST VISIONを設ける。
 ギフト・ショーは出展社数約2400、期間中の来場者が19万人を超える国内でも有数の規模を誇る見本市である。東京ビッグサイトを3日間にわたり全館借り切ることでもその巨大さが窺えるだろう。

 一方、扱い商品が多いことから、実際にはイベントは全体をさらに40余りの専門性の高いフェアに分けている。第1回アニメ&コミックフェアは、そのひとつとなる。
 ギフト・ショーによれば、アニメ&コミックフェアは、アニメーション業界、キャラクターマーケットの活性化を目指したものである。アニメキャラクターグッズ、専門店舗開発のほか、制作会社、出版社、放送局、映像ソフトメーカー、イベント関連会社、アキバ系・萌え商品などでの出展を呼びかけている。

 会場ではキャラクターライセンスフェア、ARTIST VISIONと近接する。キャラクターライセンスフェアは、プロパティ、版権、ブランドを所有する出展社のブース、ARTIST VISIONはイラストレーターやデザイナー、絵本作家、キャラクターデザイナーのためのブースである。商品を中心とした他のフェアとやや趣を異にした権利関連ビジネスが中心のエリアを作る。さらに、会場となる東2ホールでは、ディズニー商品の総合展示会Disney EXPO JAPAN 2012も同時開催されキャラクター色が強まる。
 いずれのフェアも展示会場は必ずしも大きくはない。しかし、ギフト・ショーが見本市のあらたな方向性としてライセンスビジネスやクリエイターに目を向けているとは言えるだろう。

 国内のアニメの見本市は、毎年3月に開催される東京国際アニメフェア、秋の東京国際アニメ祭 秋などが存在する。また、キャラクターライセンスでは、2010年から東京国際ブックフェアと同時開催としてスタートしたライセンシング ジャパン、また先日、六本木ヒルズ・森タワーで開催されたCreative Market Tokyo(CMT)などがある。
 アニメ&コミックフェアが従来のギフト・ショーの出展社で、アニメに近い企業を再編成したものになる可能性は強い。一方で、映像そのものの取引が中心のアニメフェアなどに対して、商品化にターゲットを絞ることで今後フェアを成長させるチャンスもあるだろう。2012年のフェアがどうしたコンセプトで企画されるのかが注目される。

第73回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2012
http://www.giftshow.co.jp/tigs/73tigs/index.htm