ロボットが海外事業強化 アジア・コンテンツ事業戦略チーム設立

 映像を中心にコンテンツ製作をするロボットが、その事業を海外に拡大する。ロボットは11月1日付けで、アジア地域でのコンテンツビジネスを担うアジア・コンテンツ事業戦略チームを設立した。
 アジア・コンテンツ事業戦略チームは、東アジア地域のエンタテインメント・メディア市場の調査やコンテンツの事業企画策定を行う。また、共同制作や事業展開などを見据えたパートナーの開拓、映画やドラマの共同製作、コンテンツ販売、さらに新規ビジネス展開も目指す。担当役員・チームリーダーとして齋藤力氏が、チームメンバーとして小出真佐樹氏が携わる。

 プロジェクトチームスタートにあたり、まず韓国の新しい放送局TV朝鮮との事業を進める。TV朝鮮は韓国の大手新聞社朝鮮日報が開局を予定する総合チャンネルである。
ロボットはこの番組コンテンツの日本窓口を担当する。TV朝鮮には、ロボットの持株会社イマジカ・ロボット ホールディングスが、31億ウォン(約2.2億円、出資比率1.0%)の出資をしており、そうしたつながりが活用されている。
 この事業を皮切りに、アジア地域での映画・ドラマの共同制作や日本コンテンツの販売業務などに拡大する。海外事業強化を目指す。

 ロボットは、イマジカ・ロボットグループの中核会社のひとつ。テレビコマーシャルや映画、ドラマ、アニメーション、ゲームムービーなどを幅広く手がける。映像への高い技術力で定評があり、『ALWAYS 三丁目の夕日’64』や『海猿』といった代表作がある。
 また、アニメーションでは、米国アカデミー賞受賞作の『つみきのいえ』や『紙兎ロペ』を製作。本年12月公開のフルCGアニメ『friends -フレンズ- もののけ島のナキ』の制作にも参加するなど日本代表する映像会社のひとつだ。
こうした技術と国内で培ったノウハウが、海外事業でも活かされそうだ。国内有力映像制作会社のアジア進出は、業界から注目を集めそうだ。

ロボット http://www.robot.co.jp/