TBS第2四半期 「けいおん」反動でアニメ事業減収

 TBSホールディングス(TBS HD)は、11月4日に平成24年3月期第2四半期の決算を発表した。売上高は前年並みの1657億5900万円(前年同期0.6%減)となったが、利益面は順調だった。営業利益は23億8000万円(同26.1%増)、経常利益36億8800万円(同35.5%増)、四半期純利益4億7200万円(前期は26億9200万円のマイナス)である。
 TBS HDは、コスト管理が順調だったためとしている。四半期純利益については、前年は有価証券評価損を特別損失に計上していたことから大きく反転した。

 近年好調な実績を残しているTBSの映像事業は減収となった。映像パッケージでは、『けいおん!!』ライブがDVD、Blu-ray Discで合計6万枚を越え、『JIN-仁-完結編』もセル・レンタル合計で1万6000枚のヒットとなった。
 しかし、映像事業アニメの売上高は10億2200万円、前年同期から1億6400万円の減少である。『インフィニット・ストラトス』などが好調だったが、前年の「けいおん」シリーズの反動が大きかった。ただし、下期には、2011年12月に全国公開される映画『けいおん!』の動向が影響を与えるとみられる。
 映像事業DVDの売上高も16億9400万円と前年比で約7%減の16億9400万円とやや減少である。一方、映画事業は売上高7億3400万円(前年同期比12.4%増)だった。『大奥』、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』、『あしたのジョー』のDVD、Blu-ray Discを手掛けた。

 映像パッケージ事業の子会社TCエンタテインメントは好調だった。売上高は前年同期の16億3900万円から25億2200万円と53.9%増となった。また、営業利益は1億7500万円、経常利益は1億7800万円、四半期純利益は1億400万円といずれも前年同期の3倍を超えた。
 期間中、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』、『スイートプリキュア♪』、『REDLINE』などのDVD、Blu-ray Discを発売している。また、同社は韓流ドラマなどにも強みを見せている。

TBSホールディングス http://www.tbsholdings.co.jp/