フジメディアHD第2Q ポニーキャニオンは減収増益

 11月2日に発表されたフジメディアホールディングス(フジメディアHD)の平成24年第2四半期の決算が堅調だった。主要グループ企業が増益基調となったことから、減収ながらも前年同期比で利益を伸ばした。
 連結売上高は2846億1800万円(前年同期比2.9%減)、営業利益は139億1800万円(同19.4%増)、経常利益は150億5400万円(同6.9%増)、四半期純利益は89億9700万円である。特に中核企業のフジテレビの第2四半期単独の大幅増益が貢献した。
 BSフジテレビも好調で、2011年上半期の売上高は43億2300万円(前年同期比33.3%増)、営業利益は8億2900万円(同129.6%増)、経常利益は8億5200万円(同125.7%増)、四半期純利益は8億5000万円(同126.8%増)。このほか通信販売のディノス、セシールは増収増益だった。

 映画やアニメ、音楽のパッケージとライツ事業から構成される映像音楽事業は減収増益だった。売上高は297億1600万円(前年同期比5.5%減)、営業利益は17億8400万円(同22.2%増)である。
 映像音楽事業の中核企業であるポニーキャニオンも減収増益である。売上の減少は前年に大ヒットになった『ワンピースフィルム ストロングワールド』に匹敵する作品がなかったためである。一方で『THE LAST MESSAGE 海猿』、『SP 野望篇』が売上に貢献し、アニメ、韓国ドラマも堅調だった。さらにパッケージ部門以外は、『けいおん!』シリーズの配分金が伸びて増収だった。
 ポニーキャニオンの2011年上期売上高は236億3400万円(同6.6%減)、営業利益は19億1700万円(同32.4%増)、経常利益20億1900万円(同27.3%増)、四半期純利益は13億6400万円(同45.2%増)である。

 この結果、フジメディアHDは、10月31日に通期業績予想を上方修正している。通期売上高は5799億円、営業利益288億円、経常利益309億円、当期純利益168億円を予想する。映像音楽事業も上方修正される。売上高を566億円から577億円に、営業利益を14億円から27億円に引き上げる。

フジメディアホールディングス
http://www.fujimediahd.co.jp/