TIFFCOM 4日間で2万人 映画、TVなどでビジネス

 10月24日から27日まで、東京・六本木ヒルズで今年8回目となるTIFFCOM2011-Marketplace for Film & TV in Asiaが開催された。24日から26日までの3日間の見本市会場と27日の企画マーケットの延べ来場者数はおよそ2万人となり、昨年、一昨年とほぼ同じ水準となった。
 本年は東日本大震災の影響もあり、海外を中心に参加企業、参加者の減少が危ぶまれた。しかし、結果は来場数で前年並みを確保しただけでなく、出展団体数で昨年222を上回る過去最高の226を記録した。また、バイヤー数も昨年の713名を10%上回る800名となった。

 海外からの出展は、前年の22カ国・地域よりやや減り20カ国・地域となったが、新たにギリシア、ナミビアからの参加があった。また、例年どおり韓国、台湾からの出展が活発で、英国からの13社の出展となった。
 期間中は多くのビジネス関係者が会場を訪れ、活発にミーテングをしていた。また、連年どおり日本からの出品作品には劇場アニメ、テレビアニメも多数あり、映像コンテンツの主力ラインナップであることが分かる。実際に会場にはアニメビジネスの関係者の姿もみられた。同様にアジアの出展企業でも、アニメーションは主力商品で、国際間の競争が激化していることが感じられた。

 本年はまた、昨年までのコンテンツ企画マーケットTPGを一新、Tiffcom2011企画マーケットにてMaster部門、New Talent部門、そしてクリエイターマーケットCMTとのコラボ企画が設けられた。このうちMaster部門には、フランスのプラネット・ネモ・アニメーションによる企画『THE MOZART QUESTION』もプレゼンテーションが行われ共同企画などを提案された。
 New Talent部門では、10月26日に行われた「TIFFCOM&CMTコラボ・プログラムNew Talent企画ピッチ&サポート」の8企画のプレゼンを審査員が評価。このなかから福島原発から避難した親族を追った長編ドキュメンタリー企画「波の向こう」三宅響子監督に50万円上限の企画開発費支援が決定した。

 さらに本年は、同じ会場で26日から28日まで、クリエイターとビジネスの出会いを掲げるCreative Market Tokyo(CMT)2011も開催された。本年から主催にTIFFCOMと同じくユニジャパンが加わったことから、会場を六本木に移しTIFFCOMと連動するかたちとなった。
 CMTはこれまでも新進クリエイター、コンテンツの発掘の場として、年々注目を浴びてきた。今回は完成品が主体のTIFFCOMと新しい企画の場となるCMTが補完するかたちで、CMTも盛況な様子だった。

TIFFCOM2011
http://tiffcom.jp/2011/
Creative Market Tokyo(CMT)2011
http://www.cmtokyo.jp/2011/index.html