カプコン第2四半期決算 大型タイトル少なく減収減益

 ゲーム会社のカプコンは、10月26日に平成24年3月期第2四半期の決算発表をした。連結売上高は292億5200万円(前年同期比28.1%減)、営業利益は27億8200万円(同29.4%減)、経常利益は19億700万円(同33.8%減)、四半期純利益は9億600万円(同49.2%減)と、いずれも減少幅が大きかった。

 なかでも落ち込みが大きかったのは、コンシュマー・オンラインゲーム事業である。売上高は前年同期比41.1%減の181億3100万円、営業利益は22億5100万円(同50.3%減)だった。
 これについてカプコンは、前年同期には複数の目玉タイトルを投入しており、その反動もあったとする。ゲーム業界特有の業績の変動率の高さが現れたかたちだ。ただし、計画比では上振れと説明する。個別タイトルでは、「バイオハザード ザ・マーセナリーズ 3D」、「モンスターハンターポータブル3rd HD Ver.」が底堅い動きを示した。

 一方で、モバイルコンテンツ事業は、売上高、利益とも急伸している。売上高は25億8100万円(前年同期比89.0%増)、営業利益9億300万円(同201.0%増)である。急拡大するソーシャルゲーム市場を反映したものだ。
 フェイスブック向けに配信を行った「スマーフ・ビレッジ」が好調で業績を牽引、さらに「ゾンビカフェ」、「リル・パイレーツ」も好調、これらのダウンロード数は合算で2000万件を超える。
 
 アミューズメント施設事業は、売上高は60億5400万円(前年同期比2.3%増)、営業利益12億2300万円(同67.1%増)。アミューズメント機器事業は、売上高は11億3600万円(同19.2%減)、営業損失2億1600万円である。
 またキャラクターライセンスが中心となるその他事業は、売上高13億6600万円(同9.9%増)、営業利益5億3000万円(同133.0%増)だった。期間中メディアミックスでは、劇場版アニメ『劇場版 戦国BASARA-The Last Party-』を公開している。さらに『逆転裁判』、『デビル メイ クライ』の映画化決定を発表しており、今後の展開が期待される。

カプコン http://www.capcom.co.jp/