マンガ出版社が東北支援企画 角川書店の井上社長講演も

 マンガ出版社が東北応援に乗り出す。JAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)のマンガ分野のイベントである「コミックフェスティバル in 東北 ~コミック出版社 東北応援プロジェクト~」の開催が決定、イベントの概要が固まった。
 11月下旬から2012年1月31日まで、東北地方で若者向けの講演会、コミック展示会、地域の書店の応援企画などを実施する。子どもや若者に馴染みが深いマンガを入り口に、若手クリエイターの育成や出版文化の振興に努める。

 コ・フェスタは経済産業省が中心となった統合コンテンツフェスティバルである。映画、ゲーム、アニメ、音楽、放送などのコンテンツ産業のイベント、国際見本市から構成される。昨年は、マンガ分野ではコミック10社会の協力を得た「電子書籍・コミック サミット in 秋葉原」が開催され話題を集めた。
 しかし、本年は東日本大震災を受け、その影響の大きかった東北地方で敢えてイベントを行う。マンガのクリエイター発掘・育成、産業の活性化を目指す。メイン会場は、これまでもコンテンツ産業振興に力を入れてきた仙台市となる。講演会と展示会が行われる12月2日、3日、4日の3日間がイベントの中心となる。

 講演会では12月2日に東北芸術工科大学大学院仙台スクールで行われる角川書店代表取締役の井上伸一郎社長による出版ビジネス講演会が注目される。アニメやマンガにも造詣が深い井上社長だけに、現代のポップカルチャーと出版のビジネスについてどう発言するかは、若者以外にも興味のあるところだろう。
 12月3日は、仙台国際センターで人気マンガによる講演会を予定する。飛鳥あるとさん、井上きみどり さん、喜国雅彦さん、信濃川日出雄さん、三田紀房さん、三宅乱丈さん、安彦良和さんと豪華な顔ぶれを予定する。こちらも話題を呼びそうだ。

 12月3日、4日に仙台駅前AERで予定する展示会は、電子コミック体験コーナーや「おすすめコミックス & ご当地コミック」コーナー、作家による応援イラストメッセージが約500作品も並ぶ、人気キャラクター握手会など大人から子供まで楽しめる。
 東北地方の書店応援では、業界初となるコミック10社による共同フェアを開催する。10社会選りすぐりの「10社会 コミックスセット」を企画し、東北地方限定のフェアを行う。コミック10社会特製「人気キャラクターポストカード」をプレゼントや抽選会などで盛り上げる。
詳細は10月25日にオープンする公式サイトで確認出来る。

コミックフェスティバル in東北 ~コミック出版社 東北応援プロジェクト~
公式サイト:http://www.comicfestival.jp/ (10月25日オープン)

主催: コミックフェスティバル実行委員会
共催: 経済産業省
後援: 映像産業振興機構、仙台市、他
協力: コミック10社会 (秋田書店、角川書店、講談社、集英社、小学館、少年画報社、新潮社、白泉社、双葉社、リイド社 敬称略・50音順)

■ 出版ビジネス講演会
講師: 角川書店 代表取締役社長 井上伸一郎
開催日: 12月2日(金)
会場: 東北芸術工科大学大学院仙台スクール

■ 人気漫画家 講演会
講師: 飛鳥あると、井上きみどり、喜国雅彦、信濃川日出雄、三田紀房、三宅乱丈、安彦良和(50音順)
開催日: 12月3日(土)
会場: 仙台国際センター 3F 白橿(しらかし)

■ コミック展示会
電子コミック体験コーナー、おすすめコミックス & ご当地コミックコーナー、コミック作家による「応援イラストメッセージ(約500作品)」コーナー、人気キャラクター握手会など。
開催日: 12月3日(土)・4日(日)
会場: AER 1F・2F アトリウム (仙台駅前)

■ 東北地方の書店応援企画 (コミック出版業界初!コミック10社による共同フェア初開催!)
コミック10社会選りすぐりの「10社会 コミックスセット」を企画し、東北地方限定のフェア。
①対象商品の購入読者全員へコミック10社会特製「人気キャラクターポストカード」をプレゼント
②さらに抽選で、合計500名様に3Dテレビや旅行券など豪華賞品が当たる懸賞を実施
開催期間: 11月下旬~2012年1月31日