バンダイビジュアル 株主向けにZガンダム上映会

 バンダイビジュアルは5月21日開催の株主総会に合わせて、5月28日公開予定の『機動戦士Zガンダム‐星を継ぐもの‐』の株主向け上映会を実施する。この上映会は、21日の定時株主総会終了後に2月末時点での議決権を持つ株主に限定した上映会として行われる。
 バンダイビジュアルによれば、「株主限定作品上映会」は、同社事業の根幹をなす映像作品を観て貰うことで同社に対する理解を深めて貰うことを目的としているという。上映会は、2002年より実施されており今年で4回目となる。昨年は出演者がカンヌ映画祭で最優秀主演男優賞を受賞した『誰も知らない』が上映された。
 今年選ばれた『Zガンダム』は、公開直前の話題作で、3部作の第1部からの宣伝といった意味があるだろう。また、バンダイビジュアルのこの作品にかける意気込みも伝わってくる。
 こうした株主向けのイベントは、エイベックスの実施する株主向けコンサートなどが有名であるが、アニメーション関連ではあまり存在しない。しかし、一般の株主向けには同社のメインコンテンツといえる『ガンダム』シリーズの紹介は、会社の事業を紹介するには相応しい作品といえる。一方で、ガンダムファンの株主にはうれしいイベントといえるだろう。

 コンテンツに関連する企業は数多く存在するが、その中でバンダイビジュアルは投資家やメディアに向けてのIR活動、広報活動の熱心な企業として知られている。
 こうした活動の中には、頻繁なプレスリリースの発信やメールによるIR広報、株主総会の土曜開催などがある。業績に波があり、リスクが高いと思われがちなコンテンツ業界において、投資家や消費者の信頼を確保するといった点で意味のあるものといえる。