セガサミー トムス・エンタテインメント株を買増し

 中日新聞の4月25日の報道によるとパチスロやゲームソフト、業務用ゲームで知られるセガサミーHDは、グループ企業のアニメ制作会社トムス・エンタテイメントの株式の買増しを進めた結果、今月22日に持株比率で40%を超える株主となった。このため、セガサミーHDはトムス・エンタテイメントを連結子会社することを検討している。トムス側もビジネスチャンスの広がりを期待しており、セガサミーからの役員受け入れを検討していると伝えている。

 トムス・エンタテイメントは、『名探偵コナン』や『ルパン3世』の制作で知られる老舗のアニメ制作会社(旧東京ムービー)として知られる。現在は、『ハム太郎』や『アンパン』といった作品を手掛けており、長年培われてきた豊富なキャラクター財産を抱えている。
 このためセガサミーHDは、トムスの抱えるアニメコンテンツのゲーム化などゲーム市場での利用を期待していると考えられる。同様に、トムス側でもセガサミーの持つゲームソフト市場での優位性を自社キャラクターの活用に利用したいと考えているに違いない。また、トムスは、現在、セガの手掛けた大ヒットゲーム『ムシキング』のアニメ版も手掛けている。こうしたゲームからアニメを制作という仕組みでも、両社が利益を得ることが出来えるだろう。